2005年3月10日
                         特定非営利活動法人
          日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)
                        http://www.sccj.com/

 

NPO法人SCCJにおける「みあこネット」運用終了と4月以降取り組みについて


1.NPO法人SCCJでの「みあこネット」終了

「みあこネット」は2002年5月より、無線インターネットで情報にいつでもどこでもアクセスできるインフラを、市民の手で京都から作り上げよう!という呼びかけで始まりました。この趣旨に賛同頂いた基地局オーナの皆様のおかげで、これまで京都府内外に300あまりの基地局がたちあがる結果となり、学生をはじめ外国人、市民の情報アクセス手段としてご利用されるに至りました。

この度、当法人で担って参りました公衆無線インターネットプロジェクト「みあこネット」はこれまでのご意見やアンケートを参考に、プロジェクトメンバーにおいて議論を重ねた結果、3月末をもちましてNPOによる運営を巣立ちし、社会的サービスの通信事業として羽ばたかせることと致しました。

これまで当法人にて運用を進めて参りました「みあこネット」に対し、多くの皆様にご参加、ご協力、ご支援頂きましたこと、本当に感謝しております。まことにありがとうございました。


2.4月以降の「みあこネット」引き受け先 kyoto-Inet

2005年4月以降は、これまで「みあこネット」への立ち上げ協力とサーバ管理を担って頂いていた京都の地域プロバイダであるkyoto-Inetで管理し運用を担って頂きます。

※kyoto-Inetについて http://web.kyoto-inet.or.jp/


3.ご利用のアカウントについて

現在ご利用の、みあこネットを利用してインターネット接続するためのアカウントは、3月末をもってご利用出来なくなります。
4月1日以降、kyoto-Inetによる運用により、利用エリアでのオンラインでの利用登録が開始されます。引き続きご利用を希望される場合は、4月1日以降のkyoto-Inetによるアナウンスをお待ちいただき、新たにアカウントをご取得頂きますようお願い致します。


4.4月以降のSCCJ「地域情報化」への取組について

SCCJでは、地域における社会ニーズをくみ取り、社会性のあるビジネスの立ち上げや循環型社会実現に向けてのサービス開発をミッションとしております。
「みあこネット」につきましては、その利用のし易さと高い安全性から、公衆での無線アクセス方式を「みあこネット方式」と名付け標準化を目指し、「みあこネット」ホームページ上でのエリア掲載や、SCCJユビキタス健康・医療・福祉情報ネットワークプロジェクト「どこカル.ネット」を始め、「みあこネット方式」を利用した新たなまちづくり、ライフスタイルの提案など、啓蒙・啓発に取り組んで参ります。

また地域でのグループ、団体、企業が同様の方式を用いたサービスを展開するためのサポート、導入支援、ノウハウ提供といった「支援事業」に特化するとともに、農村地域、過疎地域、また非ブロードバンド地域における、市民によるまちづくり情報化推進のための方式研究、また実践・実験活動も行って参りますので、今後とも、皆様の御指導、御鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。


■本件に関するお問合せ先

特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)
E-mail:info@sccj.com

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みあこネット